Frozen Moon

満月の夕べ 窓の外見つめ
移ろう空がじわり滲んだ

牙の鋭さと 君の泣き顔が
祈りの歌を奏で始める

目には映らない真実
耳元には君の涙
逃げる君を追いかけては
傷跡ひとつ増やしてた

優しい夜が君を包んで
眠りにつく
君の寝顔が安らかならば
悲しくない

抱きしめられない僕に代わって
見守っていて 透明な月

哀しい夜が僕を包んで
眠りにつく
僕の希いが届くのならば
祈り続けよう

君の幸せを願い続けるよ
見守っていて 透明な月

輝かしい太陽の下
笑う君の声聞こえた
眩しい光に包まれ
君と僕が手を繋いだ