Cycle04 re-sistance - 芸術
三文短歌を積み上げる この積み上がりが喰えぬ詩人の命
僕の未来はタブラ・ラサ インクで言葉を書き殴ったら燃やそう
マントの下は骨組みだけ がらんどう 鳥籠みたいにからっぽだ
赤い油彩絵具を塗りたくったばかりの腕で祈りを捧げる
窓辺に君の首を飾ろう 紅い血で化粧をして追憶する
チェストからファルセットへ!唄は俺の指先ひとつで輝く
ファントム・ジ・オペラと夜を過ごそう 哀しみの夜にも朝が来る
理想の恋人達がそこに現れる 愛してるって涙になる
ケロイドの花嫁に恋をした この爛れた愛を受け止めてくれ
ロザリオを手に祈りを捧ぐ「神よ、俺の隣にいるというのか——」
あなたが手を差し伸べぬのなら 俺はあなたを贄とし修羅となる
花嫁は窓辺に座り 嘆きの微笑みを向ける 今日は晴天
神に勝つ この世での存在の意味はそこにある 狂気の笑いを!
体は焔に焼かれる 広げた両腕 君の元へたどり着く
本当は、どんな姿だって構わない 焼け焦げた君だって愛せる