雪あかり幻想
肌刺す風が吹く 凍える夜空に 永遠、帰らぬ夜の ぬくもりが陰を落とす どこまでも落ちよう 君を掴めるなら 閉ざされた夜闇に 白い雪が舞い散る 雪あかり幻想 過去は光に溢れ やりきれぬ思いが 頬を哀しく濡らす 不意によみがえる 感触と香り 幻覚、脳の悪戯 全て忘れ眠りたい どこまでも墜ちよう 君を奪えるなら 透明な棺に 白い雪が舞い散る 雪あかり幻想 君の事が恋しいと 胸に秘めた言葉は 儚くかき消され 雪あかり幻想 君はとても綺麗だ こんな月の夜は なぞる指を思い出す